骨と関節の日
私たち日本整形外科学会は、10月8日を『骨と関節の日』とさだめました。これは国民の皆様に、整形外 科の行なってい る医療の内容をよく知っていただき、骨と関節を中心とした体の運動器官の健康が、体の健康の 維持にいかに大切で あるかを認識し、日常生活で注意していただきたいと考えたからです。
ヒトは他の動物にくらべて、知的で大変すぐれた運動機能を持っています。背骨を体の軸として二本足で 真直ぐ立てます し、緻密な動作ができる手指があります。日常生活やスポーツで、いつも自由につかいこなせる 体や手足は、ヒト独特のも のであり、知能の発達とあいまって計りしれない可能性を秘めています。
ヒトが毎日健康で働くことができる源は、健康な内臓はもちろんですが、背骨・手・足などの全身の運動 器官を造りあげ ている、骨・関節・筋肉・靭帯・腱・脊髄・神経などがうまく働いてくれることにあります。と くに、骨にはカルシウム を蓄えたり、血液を造るという重要なはたらきもあります。整形外科は、まさに、この 運動器官の病気とけがを扱う専門 医学なのです。
『ホネ』の『ホ』は十と八にわけることができ、10月10日の体育の日にも近いことが、記念日を十月八日 とさだめた理 由です。
この日を記念して、背骨や手足に目を向けて、十分に鍛えるとともに、手入れもしていただきたいと思い ます。
社団法人 日本整形外科学会

今年は例年ホールを借りて行っている骨と関節の日のシンポジウムをコロナ禍ということでケーブルテレビ富山さんで放送していただくことになりました。9月2日には富山グラウジーズの水戸健史選手のトークショーを富山大学下条竜一先生の司会で収録いたしました。

9月25日にはいますぐ受けたい授業として
司会 鳥畠康充・厚生連高岡病院整形外科
こどもとスポーツ障害 羽柴謙作・羽柴整形外科
こどもと背骨 関庄二・富山大学附属病院整形外科
スポーツと食事 舘川美貴子・公認スポーツ栄養士
上手な体の使い方 丸箸兆延・富山県立中央病院整形外科
のメンバーで収録いたしました。






ケーブルテレビ富山さんで10月23-29日の間放送予定です。
その後You Tubeをこのホームページから見られる予定です。